A7siii vs EOS R5 R6 vs Lumix S1H 動画用の1眼ミラーレスカメラ どっちがいいか比較

Sony α7SiiiとCanon EOS R5 R6が発表されました。
業務用の動画機としてどのカメラが良いのか、個人的に気になる部分に絞って考察してみます。

10bit vs Raw撮影

S1H、a7s3、R6では10bit 4:2:2のLog撮影が可能です。
8bitに比べて10bitは多くの色情報を持っています。
10bitではカラーグレーディングで階調が崩れにくく、綺麗な色で仕上げられます。

R5では12bitのRaw撮影が可能です。
10bitよりさらに多くの情報を記録できます。
S1HなどでRaw撮影をする時はAtomos Ninja Vなどの外部レコーダーが必要です。

4k 60p

a7siiiは4k60pの10bit撮影ができます。
S1Hだと外部レコーダーが必要です。
a7siiiはスローモーション撮影もS1HやR5より優れています。

モニター・ファインダー解像度

a7siiiのモニターは144万ドットなので映像を撮る時には不便です。
外部モニターが必要になりそうです。

944万ドット0.9倍のOLEDビューファインダーの代わりに、モニター液晶を良くして欲しかったです。

S1Hは約233万ドット、R5は210万ドットです。
R5は162万ドットでEOS Rより解像度が悪いです。

モニターが綺麗でないと、撮影後に視界がぼやけるので自分にとっては最重要ポイントです。

ダイナミックレンジ

ダイナミックレンジは

S1H 14ストップ
A7Siii 15ストップ
R5 12ストップ

なのでRaw撮影できないからといって、他はR5に劣るとは言えません。
逆にa7siiiはオーバーサンプリングではないので、映像のシャープさは他に劣りそうです。

iso 高感度耐性

S1HはデュアルネイティブISOが搭載されています。
1画素ごとに「底ISO回路」と「低ノイズ・高ISO回路」が供えられていて、設定によって切り替えが可能です。

a7siiiでは1200万画素裏面照射センサーを搭載していて、画素数が4k画質に抑えられています。
その為2段くらいR5より余裕があり、暗い所でも低ノイズで撮影可能です。

テスト動画等で判断すると、高感度耐性としてはR5が劣っています。
夜間などで暗いところで撮らなければあまり気にならないレベルですが。

オーバーヒート 熱問題

R5の熱問題が話題になっています。
4kでも10分休んでも10分撮れないなどと言われいます。

しかし、以下の動画を参考にすると熱対策をしてきたa7siiiよりR5の方が熱耐性があるかもしれません。

これは様々なテストを見てみないとなんとも言えません。
S1Hは大きくて、ヒートシンクとファンが付いているので、野外の長時間撮影でも安心です。

レンズ

レンズはソニーのEマウントのものが1番多いです。
動画に使えそうがマニュアルレンズも多くあります。
ただGMレンズでもフォーカスブリージングが大きいです…

キャノンのレンズはAF音が大きくて、動画向けではない印象です。

パナソニックは動画向けに作られていて、フォーカスブリージングとAFの稼働音が小さいです。
あとS PROでない安いレンズでも解像感が高いです。
ソニーのタムロン製?の安いレンズは使い物になりません。

AF性能

S1HのAF性能はあまり良くないです。
シネマカメラには付いてないからおまけみたいなものと捉えています。

a7siiiは優れたリアルタイム瞳AF性能だと思うので、動画業務ではMFしか使っていない自分でもAFを使うかもしれません。

R5についてはわかりませんが、EOS RのAFは動画の業務では使えません。

手振れ補正

テスト動画を見ましたが、Sonyはマウント径やボディが小さいからあまり手振れ補正は優れていません。

S1HやEOS R5の方が電子手振れとボディ内手振れを併用したとしてもa7siiiより優れている印象です。

防塵防滴・耐久性

知人の経験も含めて考えると、Sonyのカメラは壊れやすいです。
ボディが小さいから仕方ない部分もありますが、今回も防塵防滴に関しては大幅に改良された感じはなさそうです。

仕事で使うには頼りない部分もあります。
S1Hは丈夫で、R5もEOS 5DIVの後継機種(社員さんの発言によると)と考えると丈夫に作ってあると思います。

写真・スチル用途

EOS R5が写真用途としては優れていると思います。

S1Hはローパスフィルターありで、少し重いです。

a7siiiは大きな印刷物の撮影はできません。
しかし16bitで撮影出来て、Web用には十分だと思います。

バッテリー

a7siiiが1番持ちます。
R5やS1Hの倍近く持ちそうです。

モニターの解像が低かったり、手振れ補正の効きが甘いのも関係していると思いますが…

まとめ

自分が気になった点はこのくらいです。

動画用途としてはS1Hかa7siiiが良さそうです。

R5の8Kは実用性がありませんし、カメラ業界が縮小して行く中での後追いでキツいのかなとも感じます。
動画専用機を出すのかもしれません。
とりあえずセンサーは開発しましたよということなのかもしれません。

個人的には信頼性を考えてS1Hを維持します。
仕事を正確に確実にこなしたいので。
シネマカメラクオリティの14+V-Logが使いやすいですし、映像としての色は綺麗です。

オーバーヒート問題の様子をみて、R5やa7siiiも検討してみようと思います。

S1Hは重いのでプライベート撮影ではもっと軽いのが良いです。
スチルでは重さが意味を為しませんし。

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